ソキア オートジャイロステーション「GYRO X II」
ソキア製のオートジャイロステーションGYRO X IIの真北測定は、トラバース測量による基準点移設や太陽観測などが不要です。可搬性にも優れ、どこでも持ち運べその場で効率的に真北測定を行うことができます。
ソキア オートジャイロステーション「GYRO X II」 製品詳細
真北測定をいつでもどこでも
歳差運動の原理を応用したジャイロステーションによる真北測定は、他の観測方法に比べ周囲環境に制約を受けないことが特長です。いつでもどこでも、高精度な測定が可能です。
真北測定機器の比較
高い機動力
ジャイロ部の質量は4kg。トータルステーション、三脚を含めた装備一式を1人で持ち運べます。また、三脚もトータルステーション用を使用しますので、設置に特別な技術を必要とせず、素早く設置できます。
測定時間19分
予備測定と本測定を行っても、19分(※)で測定が完了します。当社従来のマニュアル機と比べ、大幅な時間短縮を実現しています。(※予備測定は反転点2点を測定する追尾測定、本測定は反転点3点を測定する追尾測定または時間測定となります。また、測定時間はジャイロモーターの特性上、観測地の緯度により増減し、19分は緯度35度の場合です。)
測定精度15"
指針の読み取りを画像処理化するとともに、独自のプログラムによるデリケートなモーター制御でオート測定が可能になりました。その結果、測定精度15"と、当社従来のマニュアル機から25%の高精度化を実現しました。
ヒューマンエラーを解消
オート測定なので、指針の読み取り誤差や、時間測定のタイミング誤差など、測定に関わるヒューマンエラーが一切ありません。観測者の熟練度に左右されることなく、高精度で安定した結果が得られます。
簡単操作
- ジャイロステーションをおおよそ北に向ける
- クランプをリリースする
- 測定ボタンを押す
たった3ステップの操作で測定ができますので、真北測定の初心者でも簡単に操作できます。
作業ストレスの少ない効率的な測定
当社従来のマニュアル機のように、指針を覗き続ける必要がありません。簡単操作と相まって、作業ストレスの少ない真北測定が行えます。ベースとなるトータルステーションは、自動視準タイプのSXシリーズなので、真北測定後に行う測量も効率的に行えます。
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