3DレーザースキャナーとXVLで再現できるリアルな仮想空間モデル
掲載日:
当社取扱の各種3次元レーザースキャナーで計測した点群データを、ラティス・テクノロジー株式会社が開発した「XVL Studio Hybrid for MREAL」にて読み取り、専用のヘッドマウントディスプレイを使うことで、実物と同じ大きさ、同じ距離感をバーチャル環境で再現・体験することが可能になります。
体験者が見ている風景は外部ディスプレイに出力可能ですので、例えば作業現場のリアルなイメージや、熟練作業者の動きやチェックポイント・視線などの知見を、その場にいる関係者全員で共有することが出来ます。
なお、XVL(eXtensible Virtual world description Language)とは、ラティス・テクノロジー社が開発した世界最高水準の基本性能を実現した軽量3次元フォーマットです。
XVL Studio Hybrid for MREAL 特徴
- 点群をXVLの3Dモデルとして扱う
- 点群データ(.txt)を直接読み込めます。 さらに一塊の点群を作業単位に分解・結合したり、モデルの構成情報を定義するなど点群データを3Dモデルとして編集し、更に、編集後の点群モデルは軽量3Dフォーマット「XVL」ファイルとして保存します。
- 現物と未来を仮想空間で融合・検証
- 現物の点群モデルと未来の設計モデルを、バーチャル空間で”融合モデル”として検証できます。融合モデルを断面確認したり計測により発見した課題は、その状態を3Dの「スナップショット」として保存することで、後からも再度確認することが可能です。これらの状態もXVLファイルとして保存されます。
- 新たな未来で熟練者の知見を得る
- XVL技術とMREAL技術が融合したことで、大容量3Dモデルの新たな未来(設計モデル)と点群データの現在を、実物大の大きさ、同じ距離感でバーチャル環境で再現・体験することが可能になります。体験者の見ている風景はディスプレイで共有できるので、例えば熟練作業者の動きやチェックポイント・視線などの知見を、その場にいる関係者全員で共有することが出来ます。
XVLの具体的な活用事例
活用事例1:ベテランによる作業性の確認・ノウハウの継承
活用事例2:作業台や台車の動線を仮想空間でリアルに確認
活用事例3:現場の位置関係や高度感など安全性の確認
ラティス・テクノロジーによる紹介動画
その他詳細につきましては、ラティス・テクノロジーのXVL Studio Hybrid for MREAL詳細ページをご覧ください(新規タブで開きます)。
ツイート