ソキア GNSS受信機「GCX3」
ソキア製のGCX3は、手のひらサイズのアンテナ一体型GNSS受信機です。GCX3は、GPS・GLONASS・QZSS・BeiDou(オプション)・Galileo(オプション)の計226チャンネルを受信可能、超コンパクトで強靭ボディーにシンプルで分かり易いユーザーインターフェースと、10時間の連続観測可能であらゆる現場で活躍します。
対応データコレクタはSHC500、対応ソフトはSDR8 GNSS統合観測とSDR8 RTK移動局観測になります。
ソキア GNSS受信機「GCX3」 製品詳細
超コンパクトで強靭ボディー
マルチGNSS対応による高い測位性能
マルチGNSSに対応する第2世代「POST2TM(Precision Orbital Satellite Technology 2)アンテナ」を搭載しています。米国のGPS(L1帯、L2帯)、ロシアのGLONASS、日本の準天頂衛星みちびき(QZSS)に加え、中華人民共和国のBeiDou*2、EUのGalileo*3など様々な衛星測位システムの信号が利用できます。受信可能な衛星測位システムや衛星数が増加することにより、今までは観測に不利であった環境下であっても、RTK*4初期化時間の短縮や測位率の向上、精度の安定化などに効果を発揮します。
*2 GCX3 GGBDは標準、GCX3 GGDはオプションで受信可能です。
*3 E1帯をオプションで受信可能です。
*4 Real Time Kinematicの略。リアルタイムに数ミリ~数センチ精度で位置座標を算出するGNSS測位手法。2台以上のGNSS受信機を使用し、固定局側に設置された1台のGNSS受信機から移動局側のGNSS受信機へ通信手段を利用して補正データを転送し、リアルタイムに移動局の位置座標を解析します。
LongRangeデータコミュニケーション
RTK観測に必要な通信を、免許不要でランニングコストをかけずに行うことができる長距離Bluetooth無線を搭載し、半径300mの範囲で手軽にRTK観測を行うことができます*7。また、固定局1局につき移動局3局までの同時接続が可能です。
簡単シンプルなインターフェース
本体に備わるボタンは1つだけです。このボタンで電源のオンオフ、スタティック観測*6の開始終了が行えます。また衛星受信、バッテリー、メモリーなどの状態は、アイコン型の4つのLEDによって一目で確認が可能です。加えて、充電やデータ通信のポートにはスマートフォンなどにも使われているMicro USBを採用しています。
内部バッテリーで10時間使用可能
内蔵バッテリーで、10時間の連続観測が可能。複数セッション、長時間に渡るスタティック観測にも余裕で対応します。(フル充電時間は電源OFF時・製品付属のACアダプタ利用で約5時間未満です。PCのUSBポートでの充電は電流容量が小さいため、フル充電までの時間が長くなります。 )
ソキア GNSS受信機「GCX3」 主な仕様
関連ページ
- 製品情報(測量機器):GPS機器やトータルステーション・レベルなどを掲載しています。
- ネットワークGPS特集:ネットワーク型RTKを含むGPS機器の紹介ページです。
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