Mavic 3 Enterpriseシリーズ(Mavic 3E、Mavic 3T)は、業務用小型ドローンの業界標準を一新します。Mavic 3Eは、メカニカルシャッター、56倍ズーム対応カメラ、cmレベルの正確な測位を実現するRTKモジュールを搭載し、マッピングなどの業務効率性を新たな高みへと向上させます。Mavic 3Tは、サーマルカメラを搭載し、消防活動、捜索救助活動、点検、夜間業務などで活躍します。
最新鋭の機能を搭載したMavic 3 Enterpriseシリーズは、コンパクトに片手で持ち運びでき、展開してすぐに業務に取り掛かれます。時間のかかるミッションでも性能を遺憾なく発揮し、初心者にもベテランパイロットにも最適な業務用ドローンです。
広角カメラ
4/3型CMOS、20 MP、メカニカルシャッター
望遠カメラ
焦点距離(35 mm判換算)162 mm、
12 MP、56倍ハイブリッドズーム
広角カメラ
焦点距離(35 mm判換算)24 mm、48 MP
望遠カメラ
焦点距離(35 mm判換算)162 mm、
12 MP、56倍ハイブリッドズーム
サーマルカメラ [2]
DFOV(対角視野) 61°、
焦点距離(35 mm判換算)40 mm、
解像度 640 × 512
Mavic 3Eの4/3型CMOSセンサー搭載の広角カメラ(20MP)は、モーションブラー現象の発生を防ぐメカニカルシャッターを備え、0.7秒間隔の連写に対応しています。優れた効率性でマッピング作業を完了させることができます。
Mavic 3Eの広角カメラは、3.3μmの大きなピクセルサイズを持ち、スマート低照度写真モードと共に使用すると、薄暗い状況における撮像性能が大幅にアップします。
Mavic 3EとMavic 3T、両モデル共に12MPのズームカメラを搭載し、最大56倍のハイブリッドズームに対応し、確認したい重要な情報を遠くからでも見逃しません。
Mavic 3Tに搭載されているサーマルカメラは、解像度640 × 512ピクセルで、スポット測定とエリア測定の2種類の温度測定方法に対応し、高温アラート、カラーパレット、等温線などの機能を搭載し、目標対象の捜索や即断即決が迫られる場面で活躍します。[2]
Mavic 3Tのサーマルカメラとズームカメラは、2画面連動の倍率28倍までの連続ズームに対応し、2画面を簡単に比較できます。[2]
最大45分の飛行時間により、各ミッションでより広い範囲をカバーでき、一回の飛行で最大2平方キロメートルの広さを測量できます。[3][5]
最大飛行時間
45分 [3]
一回の飛行での測量面積
2平方キロメートル[5]
充電ハブ
100W
機体
88W
全ての側面に広角レンズを搭載し、死角のない全方向障害物検知を実現しています。ミッションごとの必要条件に合わせた形で、接近アラートや制動距離を調整できます。[6]
アドバンストRTHは、自動的にホームポイントまでの最適なルートを計画し、消費電力を抑えながら、効率よく帰還します。
APAS 5.0を有効にすると、障害物周辺でのリルートを自動で実行できるので、安心して飛行できます。[7]
直射日光下でもクリアな映像を確認できる1000ニトの高輝度画面、クリアな音声を収音する内蔵マイク、充電時間1時間半の65W急速充電などの特徴をもつ、ポータブルな送信機です。
DJI RC Pro Enterprise
拡声スピーカー [4]
テキスト読み上げ、音声ストレージ、およびループ機能に対応。メッセージを上空から音声で放送し、捜索救助活動の効率を向上させます。
RTKモジュール [4]
RTKを使用してcmレベルの正確な測位を実現。ネットワークRTK、カスタムネットワークRTKサービス、D-RTK 2モバイルステーションに対応します。
D-RTK 2モバイルステーション [4]
D-RTK 2モバイルステーションは、DJIが開発した高精度GNSSレシーバーで、主な衛星航法システムの全てに対応しています。リアルタイムでの微分補正に対応し、cmレベルの測位データを生成し、相対精度を高めます。
再設計されたドローン業務用アプリで、作業効率や飛行安全性が向上します。タップするだけで、簡単にドローンやペイロードを制御できます。飛行に関する詳細情報やナビゲーション情報が分かりやすく表示され、また、様々な種類の飛行ルートにも対応しているため、ユーザーエクスペリエンスを向上させます。
ミッション計画から2Dや3Dモデルの再構築まで、あらゆる段階の業務を処理できる多機能マッピング ソフトウェアです。
ミッション計画から2Dや3Dモデルの再構築まで、あらゆる段階の業務を処理できる多機能マッピング ソフトウェアです。
1. Mavic 3Eにのみ搭載。
2. サーマルカメラレンズを高エネルギー源(太陽、溶岩、レーザービームなど)に向けないでください。カメラのセンサー焼けが生じ、回復不能な損傷につながることがあります。
3. 無風環境下の海抜高度で定速32.4 km/hで飛行し、測定した値です。この値は、あくまで参考用です。実際に飛行するときは、DJI Pilot 2アプリ上で、帰還に関わる情報を確認してください。
4. アクセサリーは別売です。
5. 5 cmのGSD(地上画素寸法)、前方オーバーラップ率80%かつサイドラップ率(側面オーバーラップ率)60%で、飛行速度15 m/sで飛行時に測定。
6. 風速12 m/s以上の強風、雪、雨、雷、霧などの悪天候時は、飛行させないでください。6000メートル以上の高度で、飛行させないでください。-10℃以下、もしくは40℃以上の環境で、飛行させないでください。運転中の自動車、ボートなど、移動中のものから離陸しないでください。ビジョンポジショニング システムが最適に動作するように、水面や氷雪上などの鏡面反射するような場所では飛ばさないでください。また、GNSS信号が弱いときは、明るい場所で飛行させてください。低照度環境下では、ビジョンシステムが正常に動作しない場合があります。電磁干渉発生源の付近で飛行する際は、飛行の安全性に注意を払ってください。一般的に電磁干渉発生源には、高圧送電線、高電圧変電所、レーダー基地、携帯電話の基地局、放送塔、Wi-Fiホットスポット、ルーター、Bluetoothデバイスなどが含まれます。
7. マニュアル飛行モード時のみ対応。危険な環境下では、慎重に飛行してください。
8. 現在、DJI Mavic 3 Enterpriseシリーズと一緒にのみ購入でき、単独での販売はしていません。