2024年9月6日、
株式会社トプコンソキアポジショニングジャパン神戸トレーニングセンターにて、
神戸清光と福井コンピュータと3社コラボ企画による無料のCPDSセミナーを開催しました。
今回はその様子をレポートさせていただきます。
今回のCPDSセミナーは、
「今からでも遅くない!ICT施工の普段使い!」というテーマで開催。
下記4製品を使用して、今後益々需要が高まるICT施工の実用的な活用方法についての
講習がメインとなりました。
BIM/CIMコミュニケーションソフト「TREND-CORE」
土木施工管理ソフト 「武蔵」
まずは、福井コンピュータ担当営業様の座学でスタート。
TRENDーPOINT・TRENDーCORE・武蔵、
それぞれのソフトについての特長や特性についてのご紹介がありました。
3Dレーザースキャナーによる現況の点群データと設計データを重ね合わせて、土量積算や出来形管理が可視化できます。
実際の3Dデータから様々なシミュレーションが可能。
仮想で重機を設置し、ブームの可動域などを確認できます。
今回セミナーにご参加いただいたお客様は、
これからICT施工を検討されている舗装工事専門の企業様で、
特に設計データのデジタル化についてご興味をお持ちでした。
受講者の方からも現場作業レベルで様々な質問が飛び交っておりましたが、
担当営業様からすべての質問において的確な回答が得られ、
ICT施工の実現性のイメージが膨らんだ様子でした。
午後からは、トプコン社の担当営業様による杭ナビショベルについてのセミナーが開始。
現在のi-Constructionにおける市場の動向や その必要性についての講義に始まり、
今回のメインとなる杭ナビショベルの紹介。
座学を終えると、いよいよトレーニング場での操作体験へ。
おなじみ杭ナビの設置をする弊社営業マン!自動整準もついているため、設置は非常に簡単。
杭ナビショベルの最大の特長は、杭ナビLN-150をマシンガイダンスセンサー代わりとして活用できる事。
それによりGNSSの受信が難しい山間地域やトンネル内での操作や、
6t未満の小型ショベルにも対応する事で、小規模工事でのICT導入を低コストで可能にします。
接続はタブレットのアプリを使用し、ショベル本体に設置されたプリズムを杭ナビで認識させ、
アームを左右に振ってキャリブレーションを行います。
機器を初めて扱う筆者でも、驚くほど簡単に接続できました。
トプコン社営業様から、実際のタブレットの表示画面を見ながら
ショベルとの連動の様子を解説していただきます。
事前に座標と3Dの設計データをアプリに反映しておくことにより、
ショベルの動きをリアルタイムで連携させ確認ができます。
(カメラが反射して上手く撮れていませんでした汗)
実際のタブレット画面のイメージはこちら
最後はショベル本体にタブレットを設置して実際に受講者様に動作を体験していただき、
セミナーは無事に終了!
今回のセミナーを通じて、
i-ConstructionやICT施工の重要性や人材不足解消などのメリットも含め、
ご参加いただいた企業様に対して一層ICT施工のイメージをお伝えできたと実感。
弊社では、測量メーカー様やソフトメーカー様と合同で無料のCPDSセミナーを
定期的に企画し開催しております。
ご興味をお持ちいただいたユーザー様は、是非とも神戸清光までお問い合わせください!
こちらの写真は、トプコン社神戸トレーニングセンターのエントランスにディスプレイされていた
『杭ナビくん』。杭ナビくんにも是非会いにきてね!
記事担当:(株)神戸清光 松本