2022年9月9日(金)・27日(火)に、奥村機械株式会社様限定の製品体験会をトプコン神戸トレーニングセンタで実施した。
本記事では、その様子をみなさまにお伝えする。
神戸清光では製品だけでなく、より製品を「活用」いただくために、「メーカーとユーザーの接点」が生まれる場もご提案している。
今回は、建設機械のレンタルを中心に販売やメンテナンスを行う奥村機械株式会社様のユーザー限定で
トプコン社・福井コンピュータ社と共に、トプコン神戸トレーニングセンタで各社製品の魅力をアピールを行った。
とにかくカジュアルにざっくばらんに、気構えすることなく製品やメーカーの営業担当者と接していただけるような体験会を目指す。
――ICT施工の普及に取り組む同社のユーザーも環境や現場の条件が様々であり、それに合わせた製品や機能の紹介が必要だ。
また、実機に実際に触れあっていただくことも本体験会の狙いの1つであり、より現場での使用イメージを深化していただくことが出来るだろう。
▲実際の現場を模したフィールドで製品を体感出来る。
「杭ナビ(LN-150)」は、簡単に杭打ちが可能で、単体で使用してもその利便性は非常に高い。
「FIELD-TERRACE」と連携させることで、所謂ワンマンでの操作も簡単に出来る。
自動整準で簡単に設置をすることが出来ることも特長だ。
また、i-Constructionを見据えた設計にもなっており、オプションを追加すれば
マシンガイダンス「杭ナビショベル」にも連携させること可能である。
杭ナビショベルは、トータルステーション技術を用いたマシンガイダンスだ。
GNSSを用いた製品では衛星情報を取得しにくい現場を苦手とするが、杭ナビショベルではそれを懸念することがない。
都市部での現場や、山間部などを得意とすることが特長の1つである。
ICT施工の目的の1つである現場の作業効率向上を体感しやすい「杭ナビ(LN-150)」。
本体験会の参加者に事前に興味のある製品をヒアリングしていたのだが、興味がある製品として1番挙げられていたのが、同製品だった。
「杭ナビ(LN-150)」の製品情報についてはこちら。
▲本体験会の事前ヒアリングで多くの参加者が「興味がある」と答えた“杭ナビ(LN-150)”。
▲トプコン社「杭ナビ(LN-150)」を実際に触っていただく。
▲「杭ナビショベル」の実機を通して、製品特長を伝えていく。
ICT施工への対応が加速すると、その施工に必要な3次元図面の作成を自社内で目指す場合がある。
その3次元データを作成するためのソフトウェアとして、福井コンピュータ社「TREND-POINT」「エクストレンド武蔵」をご提案した。
福井コンピュータ社の土木施工業向けオールインワンシステム「エクストレンド武蔵」は土木業界に特化したCADシステムだ。 同製品は、CAD機能だけでなく出来形・写真・品質管理・電子納品などもパッケージ化されており、
i-Constructionのキーワードとも言える「3次元」を各業務に活用を実現することを狙ったソフトウェアである。
3D点群処理システム「TREND-POINT」は点群データを処理することをメインとし、様々な拡張子ファイルへの読み込み対応や座標点管理、三角網(TIN)の編集などの様々な機能が搭載されている。
「エクストレンド武蔵」と「TREND-POINT」の連携も可能であり、土木工事における3次元データ活用に非常に円滑な対応を提案出来る製品たちだ。
▲福井CP社ソフトウェアで様々な機能の紹介をする。
それについて、熱心に耳を傾ける奥村機械株式会社様。
当日は、同社のユーザーだけでなく社員の方たちにもご参加いただいた。
▲3D点群処理システム「TREND-POINT」の画面イメージ。
「TREND-POINT」の製品情報はこちらから。
▲土木施工業向けオールインワンシステム「エクストレンド武蔵」の画面イメージ。
「エクストレンド武蔵」の製品情報はこちらから。
▲実際の製品に触れていただいたことが、本体験会の大きな成果だ。
▲実機を見ないと分からないことが多くあると、神戸清光の営業担当者たちは考えている。
建設機械のプロである奥村機械株式会社様。
そのユーザー様たちにご参加いただいた本体験会だが、実際の製品に触れあっていただいたことが大きな成果だろう。
神戸清光の営業担当者は製品の導入をゴールとするのではなく、「課題の解決を実現する」ということをゴールだと考えている。
そのゴールに向かうためのツールとして、それに合わせた製品の提案を行うのだ。
また、製品の提供だけに重きを置くのではなく、本体験会のようにユーザーとメーカーに接点を持っていただくことも重要だ。
ユーザーが抱えるそれぞれの状況・環境があるが、メーカーも様々な思いを製品に込めていることを感じることが出来たことが本体験会の印象だ。
参加者を限定することで、よりクローズ感のあるコミュニケーションが両者に生まれていた。
(株)神戸清光 広報チーム
奥村機械株式会社 様