InfiPoints

3Dスキャナ・点群データの活用をサポート

InfiPointsは現場のリアルな状況とコンピュータ上のバーチャルな空間を融合する点群データ活用ソフトウェアです。

InfiPoints // 施工現場に革新をもたらす大規模点群データ活用ツール

点群活用をトータルサポート

大規模でも
スムーズに

3Dスキャナで計測した数十億点・数十ギガバイトの点群データでもストレスフリーの操作性。

点群からCADへ

配管・設備モデリングは7割方できた状態から。Rebro・EYECAD・Revitほか各種建築CAD/BIMソフトと連携。

充実のコラボレーション機能

InfiPointsをインストールしていないPCでも点群を見られる閲覧用ファイル出力や、点群VR(バーチャルリアリティ)機能を搭載。

既設配管・ダクトのモデリングに手間がかかっていませんか?

InfiPointsは点群から円柱や平面を自動抽出。

配管・ダクト・鋼材などのモデリングができます

InfiPointsで点群から作成したモデルや現場の画像は建築/設備CADソフトに受け渡すことができます。
既存の配管・ダクト・鋼材・設備を、一から設計する必要はもうありません。



モデリング時間の改善
×Before
 従来方法では改善効果も限定的 

〇After
 点群活用でモデリング時間を大幅短縮

テクスチャの自動生成とBIMソフトへの出力を実現
現場の様子がよく分かるテクスチャを点群から自動生成します。BIMソフト(*)に出力すれば、現場をリアルにイメージしながら設計することができます。

データ容量も点群に比べて大幅に小さくなるため、関係者や顧客とのデータ共有にも便利です。

(*) Revitに対応。対応ソフトは順次拡張予定

新機能

ドローン・MMSで計測した点群に対応
MMS・手押し型・ハンディ型・バックパック型など、移動する3Dレーザースキャナで計測した点群データから、平面や円柱などの形状を自動抽出する機能を開発しました。ドローンなどで撮影した画像からSfM(Structure from Motion)技術で作成された点群データにも対応します。

導入事例
3D計測・VRを利用した新たな研究・展示手法―京都文化博物館

・他の博物館でもほとんど行われていない方法にチャレンジ
・博物館来訪者が文化財をVRで体験
・貴重な文化財の研究にも点群を活用

機能一覧

データ読み込み

3Dレーザースキャナで作成された点群データを容量制限なく取り込むことができ、データサイズに左右されず軽快に表示・編集することができるのが特長です。


数百ギガバイトを超える膨大な点群データであっても高速に表示・編集できる独自のテクノロジーを開発し、InfiPointsに搭載しています。
InfiPointsに取り込むデータ容量には制限がなく、動作が遅くなることもありません。
FARO、ライカ、ペンタックス、リーグル、トプコン、Z+Fといった主要な据え置き型3Dレーザースキャナの製造元および販売代理店とのアライアンスを通じて、いずれの機種で作成された点群データであってもInfiPointsで効果的に活用できるソリューションを提供します。 DotProductのハンディスキャナにも対応しており、据え置き型のスキャナで計測した大規模な点群データと合成すれば、より細部まで現場を再現した点群データを作成することができます。

データ前処理

3Dスキャナで作成された点群データについて、位置合わせやノイズ除去を自動で行う機能を備えています

基準球などのターゲットを置かずに計測したデータであっても、特徴形状から計測データ間の相対的な位置関係を自動認識して結合します。これにより、現場での計測や準備にかかる時間と作業負担を低減することができます。
一方、別途トータルステーションなどで計測したレファレンスポイントの座標値を入力して、点群データを座標変換することも可能です。 

複数の計測データを重ね合わせることによって見づらくなる部分や、計測時に一時的に映り込んでしまった人影や車など、不要な点群を自動認識して除去することが可能です。 

点群データの間引きを行い、データ量を削減することができます。これにより、見た目をできるだけ維持しながら配布用の軽量データを作成できます。 

解析

設備の配置や搬入出ルートの検討や計画モデルと工事結果の比較など、各種シミュレーションの実行が可能です。


点群から自動認識した平面・円柱形状を利用し、サーフェスモデルを扱う感覚でより正確に寸法計測やサイズの確認を行うことができます。

CAD形式のデータを読み込み、点群データと3Dモデルの干渉チェックを行うことができます。
CADモデルを動かしながらリアルタイムに干渉箇所を確認したり、指定した軌跡に沿ってCADデータが自動的に動くよう設定し、点群との干渉箇所の有無をチェックしたりすることが可能です。

CADで設計した3Dモデルと、現況の設備を計測した点群データとの差異を自動で抽出します。計画モデルと工事結果の比較や経年変化のトラッキングなどの用途で活用することができます。 

モデリング

点群データを元に簡単に3D CADモデルを作成できます。モデル化したデータはBIMソフト等に受け渡すことでモデルの編集が容易に行えます。


点群から自動で抽出された円柱や平面を使って、簡単なマウス操作で現場の様子をモデリングできます。
作業にかかる時間・手間・作業負担が軽減するほか、現場採寸を繰り返すといったことが不要になるため、施工前の検討や資料・図面の準備の効率化を実現します。

点群データから構造物のメッシュを自動で生成します。
作成したメッシュデータはSTL、VRML、OBJ形式で出力して各種CADに受け渡すことができるため、現場の設備などを手軽に3Dモデル化することが可能です。

建築設備専用のCADソフトRebroやRevitにInfiPointsで準備した配管などのデータを受け渡しすることができます。

成果物作成

計測データを用いて検討した結果を、高品質な2D画像や動画として簡単に出力することができ、施工に関係する部署間やクライアントとの間でのコミュニケーションを円滑化します。 ヘッドマウントディスプレイとつなげて点群をVRに使うことも可能です。


点群をヘッドマウントディスプレイで見ることができます。

実寸に対する縮尺を指定して高解像度の画像を出力することができます。
出力した画像は紙に印刷して距離や寸法の計測に利用することができます。また他のツールにインポートして図面を作成する際の下書きとして使用することもできます。

他部署や取引先に配布するための閲覧用ファイルを出力することができます。データの閲覧者はビューワなどのプログラムをインストールすることなく、3Dでの寸法計測や断面作成を行うことができます。

点群データを用いて高品質なフライスルームービーを作成することできます。大規模な点群データであっても、高画質のムービーを作成することが可能です。

CADデータと点群データを同時に表示できるため、工事後の状況を事前に説明する資料として活用できます。遠隔地の現場であっても明確なイメージを共有しながら工事の検討や商談を行えるため、工事計画や費用見積もりについて具体的な協議をすることが可能になります。

InfiPointsで作成した配管や鋼材などのCADデータをRhinoceros®に受け渡し、編集することができます。

またRhinoceros®の画面上に点群データを描画し、点群に沿って形状をモデリングすることも可能です。

事前にInfiPoints本体で行ったノイズ除去やレイヤ編集の結果が引き継がれるほか、 Rhinoceros®上での断面表示にも対応しているため、点群データで参照したい形状を確認しながらモデリングを行うことができます。

※ Rhinoceros®はRobert McNeel & Associates 社の製品です。

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